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共同通信
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【カイロ共同】サウジアラビアの実権を握るムハンマド皇太子とイランのライシ大統領は11日、パレスチナ自治区ガザ情勢を巡り電話会談した。3月に両国が中国の仲介で国交正常化に合意した後、ムハンマド氏とライシ師の電話会談は初めて。
サウジ国営通信によると、ムハンマド氏は「パレスチナの大義」を支える姿勢を強調。戦闘を止めるためサウジは全力を挙げ、市民が標的になることにも反対すると語った。国営イラン通信によると、両者はイスラム世界の団結を強調した。
パレスチナのイスラム組織ハマスによる7日のイスラエル奇襲にイランが関与した疑いが出ているが、イランは否定。