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共同通信
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ロシアのプーチン大統領は12日、中央アジアのキルギスを訪問した。13日に首都ビシケクで、旧ソ連諸国で構成する独立国家共同体(CIS)首脳会議に出席。ウクライナ侵攻で旧ソ連圏でのロシアの求心力が低下する中、結束を図る狙い。国際刑事裁判所がプーチン氏に逮捕状を出した3月以降、侵攻先のウクライナの占領地を除くと初外遊となる。
プーチン氏は12日、キルギスのジャパロフ大統領と会談し、ロシア軍が駐留するカント空軍基地20周年式典に参加。アゼルバイジャンのアリエフ大統領とも会談し、同国が9月に係争地ナゴルノカラバフを支配下に置いたことを受け、現地のロシア平和維持部隊の今後を協議した。