Published by
共同通信
共同通信
静岡県の川勝平太知事が2021年、不適切発言をきっかけに返上を表明していた給与など約440万円を返していない問題で、県議会は13日、川勝氏が提出した給与減額条例を可決した。同様の事態を起こさないよう猛省を求める付帯決議も可決した。
川勝氏は21年、同県御殿場市を「コシヒカリしかない」とやゆし、県議会から辞職勧告決議を受けた。自ら給与とボーナスの返上を表明していたが満額を受け取っていたことが今年7月に判明した。
可決後、川勝氏は「全会一致で可決されたことに感謝申し上げたい」と述べた。付帯決議は川勝氏に対し今後不適切な発言があった場合、辞職するとした自らの発言に責任を持つよう求めている。