Q70がセレクトバスに刷新　ＬＧＡへの利用が快適に

06/17/2016

　16日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は14日、クイーンズ区内とラガーディア国際空港（ＬＧＡ）を巡回するＱ70バスを、セレクトバスの「ラガーディア・リンク」として刷新すると発表した。
　州都市交通局（ＭＴＡ）によると、今年９月から運行開始予定のラガーディア・リンクは、無料のWi-Fiや機器の充電などのサービスを完備しており、車体にはブルーとグレーで表現した空や、飛行機と雲のイラストが描かれている。
　料金はこれまでと変わらず、ほかのバス同様、乗車前に支払いを済ませることができる。また、ロングアイランド鉄道（ＬＩＲＲ）のウッドサイド駅と７番線の74丁目＝ブロードウェー駅を通り、ＬＧＡのターミナル間を走るルートも変更しない。
　ＭＴＡは今年５月、13億ドル（約1350億円）の予算をかけ、今後５年間で新型バス2042台を導入する計画を発表しており、同計画の一環としてラガーディア・リンクには、まず75台が割り当てられることが決まっている。
　航空擁護団体グローバル・ゲートウェー・アライアンス（ＧＧＡ）のジョー・シット氏は、「これで全米の空港の中でも悪名高いＬＧＡの汚名返上に、一役買うことができそうだ」と述べた。