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共同通信
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富山、長野、愛知県など9県で構成する中部ブロックの災害派遣医療チーム(DMAT)は14日、大規模地震と富士山の噴火警報発令の同時発生に備える合同訓練を山梨県で行った。700人以上が参加し、病院間の情報伝達やけが人の受け入れの手順などを確認した。
県西部で震度6強の地震が発生し、富士山の火山性地震が増加したと想定。甲府市の県立中央病院では、集まった各県のDMATが派遣要請を受けて各地の病院へ続々と出動した。
けがの程度に応じて治療の優先順位を決める「トリアージ」の訓練も行われ、医師らが患者役に「痛いところはありますか」と声をかけ、外傷や脈拍を確認した。