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共同通信
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パナソニックホールディングスが、地域密着型の電子商取引(EC)サイト事業を始めた。農家やパン職人など作り手の地域を神奈川県藤沢市に限定し、購入者が市内の商業施設に取りに行く方式を導入。消費者と作り手を近距離でつなぐ場を提供し、地産地消を推進するほか住民の交流を促す狙いだ。
ECサイトは「ハックツ!」と銘打ち、5月から展開している。約20の生産者が参加し、有機野菜やコーヒー豆、複数の商品が入った「お試しセット」などを販売する。
日曜日までに注文し、3日後の水曜日に受け取る仕組みで、受注生産を実現した。食品ロスを防ぐほか、新鮮な野菜や焼きたてのパンを届けることが可能となった。