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共同通信
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駐日パレスチナ常駐総代表部のワリード・シアム代表は16日、東京都内で記者会見し、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの大規模攻撃は「ジェノサイド(民族大量虐殺)であり、自衛を超えている」と非難した。日本に対し、ガザ攻撃を止めるため国際社会に呼びかけてほしいと訴えた。
シアム氏はイスラム組織ハマスと対立するパレスチナ自治政府の代表。7日のハマス奇襲は「殺りくだ」と批判。その上で「イスラエルはパレスチナの人々全員に罰を与えて抹殺しようとしている」と怒りをあらわにした。
シアム氏は「75年に及ぶパレスチナ占領こそが紛争の根源的な理由。歴史の文脈で考えてもらいたい」と述べた。