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共同通信
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トヨタ自動車は17日、部品メーカーの爆発事故の影響で生産を止めている愛知、三重両県の一部工場を18日も停止すると明らかにした。新たに岐阜県の1工場も停止し、影響は7工場11ラインに広がる。サスペンションなど車の足回りに使われるばね製品が届かないためで、部品を代替生産するなどして復旧を急ぐ。
事故は16日昼、トヨタ系部品メーカーの中央発条の藤岡工場(愛知県豊田市)で発生。「シャシばね」と呼ばれる部品の製造を行う建屋で、熱した鉄を冷やす「乾燥炉」が爆発した。従業員2人がやけどなどを負ったほか、建屋にも損傷が生じ、17日昼の時点で復旧のめどは立っていない。