ガザ病院攻撃に中東各国が非難

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共同通信
17日、パレスチナ自治区ガザで爆発した病院から別の病院に運ばれた負傷者ら(ゲッティ=共同)

 【カイロ共同】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザの病院への攻撃で数百人が死傷したとされたことを受け、中東各国は17日、強い非難を一斉に表明した。トルコやヨルダン、チュニジア、レバノンなどで抗議デモが起きたと伝えられた。

 サウジアラビア外務省は「イスラエル占領軍による凶悪な犯罪を最も強い言葉で非難する」との声明を出した。国際法違反と指摘し、即座の人道回廊の設置が必要だと訴えた。

 エジプトのシシ大統領は「意図的な爆撃」を強く非難するとX(旧ツイッター)に投稿し、即時停戦を求めた。ヨルダンの国営ペトラ通信によると、アブドラ国王は「ひどい虐殺」であり、戦争犯罪だと訴えた。