強盗殺人と放火未遂を否認

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共同通信
2020年8月、送検される際の山本結子被告=前橋署

 2020年8月、SNSで自殺志願者を募り、知り合った女性を殺害してキャッシュカードなどを奪ったなどとして、強盗殺人や現住建造物等放火未遂などの罪に問われた山本結子被告(33)は18日、前橋地裁(橋本健裁判長)の裁判員裁判初公判で、強盗殺人を「間違いです」、放火未遂について「やっていません」といずれも否認した。

 起訴状などによると、20年8月1日未明、小船治受刑者(37)=両罪などで懲役27年が確定=と共謀し、群馬県中之条町のダム駐車場で川崎市の無職女性=当時(48)=に暴行。橋から約32メートル下の川に投げ落として殺害し、運転免許証とキャッシュカードを強奪した。