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共同通信
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日本大アメリカンフットボール部の薬物事件で、大学の対応を巡って批判が高まっているとして、林真理子理事長が沢田康広副学長に辞任を求めていることが18日、関係者への取材で分かった。副学長側は、状況を理事長側と共有していたので独断ではないと反発。16日には部員から2人目の逮捕者が出ており、学内対応の混乱ぶりがうかがえる。
関係者によると、林理事長は9月上旬に沢田副学長と面会した際、「お引きいただくことが私たちにとって一番良い方法じゃないかと思っている」と進言。私学助成金の不交付が続いていることに言及し「補助金も欲しいし、たたかれたくもない」と述べた。