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共同通信
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【ワシントン、キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は17日のビデオ声明で、米国から供与を受けた長射程の地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」をロシア軍に対して使用したと明らかにした。米メディアによると、同日の飛行場への攻撃で初めて使ったという。ロシア側は供与について「ひどい失策だ」と反発した。
ゼレンスキー氏は米国に謝意を表明し「ATACMSはその威力を示した」と述べた。ウクライナ軍のザルジニー総司令官は、ATACMSを発射した場面とする動画を通信アプリに投稿した。
ATACMSは射程約160~300キロで、前線のはるか後方を攻撃できる。