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共同通信
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【ニューヨーク共同】18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比332.57ドル安の3万3665.08ドルで取引を終えた。米長期金利の上昇を嫌気した売り注文が膨らみ、前日からの下げ幅は一時400ドルに迫った。
米連邦準備制度理事会(FRB)がこの日公表した全米12地区の連邦準備銀行による景況報告(ベージュブック)などを受け、米経済が堅調なのを背景にFRBの利上げが長期化するとの警戒感が強まった。イスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘激化による中東情勢の緊張の高まりも投資家心理を悪化させた。