杉田氏の投稿、静観と批判

Published by
共同通信
立憲民主党の長妻政調会長

 立憲民主党の長妻昭政調会長は19日の記者会見で、自民党の杉田水脈衆院議員がフェイスブックなどへの投稿を巡り、札幌、大阪両法務局に人権侵犯と認定されたことを自民が静観していると批判した。「これでいいのか。自民はけじめをつける必要がある」と述べた。

 認定後に杉田氏が記者会見で説明せず、自民も処分していないと指摘。20日召集の臨時国会で追及する考えを示した。

 松野博一官房長官は会見で、一般論と断った上で「特定の民族や国籍の人々を排斥する趣旨の不当な差別的言動は、いかなる社会においても許されない」と語った。