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共同通信
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京都銀行の頭取に6月就任した安井幹也氏(58)が19日までに共同通信のインタビューに応じ、顧客企業が抱える課題を解決するまで支援するコンサルティング業務を強化する方針を示した。「悩み事があった時に、まず京都銀に相談してみようという動きになることが理想だ」と述べた。
中小をはじめとした顧客企業からは海外展開や事業承継、合併・買収(M&A)、人手不足といった相談が各地の支店に寄せられる。そこから本部の専門部署につなぎ、顧客に解決策を提案する態勢を充実させる。安井氏は「顧客にとって有益な情報を提供できるかどうかが、銀行の生命線になっている」と強調した。