Published by
共同通信
共同通信
温泉文化の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産への登録に向け、36道県が連携する知事の会が19日、オンラインで総会を開いた。全国約3千の温泉地と約1万3千の宿泊施設に対し、各地の温泉文化の実態についてオンラインで調査を行う方針を確認した。終了後、群馬県の山本一太知事が明らかにした。
温泉文化は国の登録無形文化財になっていないなど、法的な保護措置の対象外で、文化審議会から国内候補の推薦を得る上での課題とされる。本年度中に各県の観光部局などを通じ、各地の温泉の歴史や課題などを調査。まずは国内での文化財登録に向け、たたき台とする考えだ。