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共同通信
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離島防衛を想定して陸上自衛隊と米海兵隊が実施している大規模実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」に対し、沖縄県の玉城デニー知事は20日「米軍基地の整理縮小を求める中、訓練増加により新たな基地負担が生じてはならない」とけん制した。
訓練を巡り県は防衛省沖縄防衛局に陸自オスプレイの飛行自粛を要請していたが、19日に1機が石垣島の新石垣空港に着陸。沖縄への陸自オスプレイ飛来は初めてだった。24日に再び飛来する計画で、陸自は沖縄での訓練を今後も継続する考えを示している。
玉城知事は「昨年からオスプレイの墜落事故が相次ぎ、県民に不安を与える。陸自の運用についても注視しなければならない」と述べた。