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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は19日の国民向け演説で、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘を背景に、米中西部でイスラム教徒の男児(6)が殺害された事件に触れ、米国に広がるイスラム教徒やユダヤ人への憎悪を「断固として非難しなくてはならない」と訴えた。
イスラム教徒やユダヤ人の間では緊張が高まっており、国民融和を呼びかける狙いがある。
事件は中西部シカゴ郊外の民家で14日に発生。大家の男(71)が、住人のパレスチナ系米国人ワディア君を軍用ナイフで26回刺して殺害。母親にも重傷を負わせ、殺人や憎悪犯罪(ヘイトクライム)容疑で訴追された。