ラファ検問所運用維持へ協力

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共同通信
エジプト側からの支援物資を運ぶ車列=21日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファ(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は21日、パレスチナ自治区ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所が再開したことについて「ガザの人々への支援継続に向け、検問所の運用を維持するために協力していく」との声明を発表した。ガザに支援物資を運ぶトラックが検問所を通ったが、継続的な物資搬入は見通せていない。

 バイデン氏は声明で「ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによる横流しを受けることなく、ガザ市民が食料、水、医療、その他の援助を確実に受けられるよう米国は引き続き尽力する」と強調した。

 検問所再開が「最高レベルでの外交的関与の結果だ」と強調した。