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共同通信
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がん治療に伴う脱毛など外見の変化に悩む人を支える「アピアランスケア」を巡り、医療用ウィッグ(かつら)購入費などを助成しているのは全国の市区町村の約52%に当たる904市区町村に上ることが一般社団法人「チャーミングケア」(大阪府池田市)の調査で22日までに分かった。
8月時点の1741市区町村の取り組みを調べ、約38%だった昨年10月の結果を上回った。代表理事の石嶋瑞穂さん(45)は「アピアランス(外見)という言葉が少しずつ浸透してきた結果だが、地域によってばらつきがある」と指摘。一層の支援充実を訴えている。全国自治体調査の結果はチャーミングケアのホームページで閲覧できる。