米下院議長選、9候補乱立

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共同通信
共和党の会合を終えたエマー院内幹事=19日、米ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院議長選で、多数派を握る下院共和党のナンバー3、エマー院内幹事や、保守的な議員連盟を率いるハーン議員ら9人が23日までに出馬を表明した。候補乱立で票が分散するとみられ、選出に必要な過半数の票を得られる候補者が出るかどうかは不透明な状況だ。

 下院はマッカーシー前議長が3日に米史上初めて解任されて以降、議長が不在。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘で中東の緊張が高まる中、バイデン大統領が要請するイスラエル支援などの緊急予算を審議できない異常事態が続く。

 共和党は23日、候補者を集めて非公開の聴聞会を開催する。