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共同通信
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全労連は23日、2024年春闘で月3万円以上、時給190円以上の賃上げを求める方針案を発表した。物価高を背景に、1999年以来の高水準とした23年春闘と同じ要求内容で、組合員の平均月給を10%以上アップすることに相当する。
東京都内で記者会見した黒沢幸一事務局長は、「賃金が上がる国への転換を図るのが大きな目標だ」と強調。特に非正規労働者や医療、介護従事者の処遇改善が急務だと指摘し「納得できない回答には、ストライキを実行してでも賃上げを求めていく」と話した。
方針案は組織内で議論し、来年1月に正式決定する見通し。
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