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共同通信
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【ニューヨーク共同】米IT大手メタ(旧フェイスブック)が25日発表した2023年7~9月期決算は純利益が前年同期の約2.6倍の115億8300万ドル(約1兆7千億円)となり、四半期ベースとしての過去最高を更新した。売上高も23%増の341億4600万ドルで過去最高。
景気減速懸念が後退して企業の慎重姿勢が和らいだのを背景に、主力のインターネット広告が回復したのが業績を押し上げた。人員削減などのリストラ策を進め、コストが減少したことも増益要因となった。
一方、力を入れている仮想現実(VR)などを手がけるリアリティーラボ部門は赤字幅が拡大し、投資負担が響いた。