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共同通信
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【ソウル共同】159人が死亡したソウルの繁華街、梨泰院の雑踏事故から29日で発生1年となるのを前に、遺族会と支援団体が造ったモニュメントが26日、事故現場で公開された。「記憶と安全の道」と題され、犠牲者を忘れず、事故の検証を進めて安全な社会になるようにとの願いをこめたという。
現場は幅約3mの坂道の路地。モニュメントは「私たちには記憶しなければいけない名前がある」と記された敷石や記念碑、追悼メッセージを表示する電子掲示板で構成される。
事故はハロウィーンを前に路地が若者らで大混雑し、警察や行政が適切な対応をしない中で発生した。
事故では日本人2人を含む外国人26人も死亡した。