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共同通信
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世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が東京都多摩市内に取得した土地で研修施設の建設を計画している問題で、計画に反対する市民団体が27日、阿部裕行市長に対応を求める署名計約5万5千筆を提出した。
教団は昨年4月、多摩市永山7丁目に約6300平方メートルの土地を取得し、今年7月に敷地内にある建物の解体工事を始めた。多摩市によると、文化庁による東京地裁への解散命令請求後も工事は続いているという。
市民団体は「教団の活動に違法性が指摘されている他、都立永山高や国士舘大に隣接している」として計画の見直しを求めていた。