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共同通信
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1923年の関東大震災を経験し、被災に関する証言を続けていた高嶋フジさん(112)が今月23日、横浜市金沢区のグループホームで老衰のため死去していたことが27日、親族への取材で分かった。震災から100年となった今年も体験を語っていた。
昨年取材に応じた高嶋さんによると、現在の神奈川県逗子市で被災した。自宅で2歳の弟の世話をしていた際に地震が起き、津波が迫る中、弟を抱えて高台の墓地に避難したという。「ああいう怖いことはいくつになっても忘れられない」と振り返った。今年も複数の報道機関に体験を伝えていた。
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