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共同通信
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「フリースクールは国家の根幹を崩してしまうことになりかねない」などと発言した滋賀県東近江市の小椋正清市長(72)が27日、「滋賀県フリースクール等連絡協議会」の副会長2人と面会した。冒頭で市長は「私の思慮に欠けた発言で(皆さんを)大変傷つけることになった。まずはおわびを申し上げたい」と謝罪した。
面会は約1時間にわたり非公開で行われ、両者が終了後に記者団の取材に応じた。市長は協議会側に自身の発言の本意を説明したとし「おおむね互いに理解し合えたのではないか」と述べた。
協議会によると、市長は発言を撤回しなかった。ただ、市長との対話は今後も続く見通しという。