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共同通信
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LGBTQといった性的少数者への理解を深めようと、当事者や支援者が市街地を行進する「レインボーパレード」が28日、奈良市で実施された。同様のパレードが全国に広がる中、県内では初開催。参加者は、虹色の旗を振りながら「誰も傷つかない社会に」と呼びかけながら歩いた。
約130人が参加。観光客らが集う奈良公園付近を通過すると、道行く人たちが手を振り、メッセージが書かれたプラカードや旗に目を向けた。
パレードは、性的少数者理解への活動に取り組む「奈良レインボーフェスタ実行委員会」が主催。大都市圏に比べ、地方での認知度は課題だとし、広く知られる形でのパレードを目指してきた。