人質解放「最優先に」

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共同通信
27日、イスラエル中部ヘルツェリヤで、人質解放を訴える集会に参加し涙を流す女性(共同)

 【ヘルツェリヤ共同】イスラム組織ハマスに拉致され、人質となっているイスラエル人の家族らが27日、イスラエル中部ヘルツェリヤで集会を開き、早期解放を訴えた。参加した数百人は、人質となった家族や友人らの写真を掲げ「解放を最優先にしてほしい」と語った。

 毎週金曜日の日没からユダヤ教の安息日が始まるのに合わせ、長テーブルに人質の数と同じ229人分の椅子を用意。ユダヤ教徒は安息日に家族で食事をする習慣があり、全員が解放され、共に食事ができるようにとの願いを込めた。