国連安保理、ガザ越境作戦協議へ

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共同通信
パレスチナ自治区ガザ情勢に関する決議案を採決する国連総会の会合=27日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク共同】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの越境作戦の拡大を受け、アラブ首長国連邦(UAE)は28日、国連安全保障理事会で対応を協議する会合の開催を要請した。今月の議長国ブラジルが明らかにした。日時を調整している。

 安保理では、常任理事国の米国とロシア、中国の拒否権行使などでガザ情勢に関する4本の決議案が否決された。新たな会合がイスラエル軍への自制の呼びかけにつながるかどうかは不透明だ。

 全加盟国が参加する国連総会は27日に「人道的休戦」を求める決議案を採択し、イスラエルの軍事作戦を容認しない姿勢を示した。イスラエルは決議に従わない意志を表明している。