カザフ炭鉱事故死者33人と発表

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共同通信
28日、火災と爆発が起きたカザフスタン中部カラガンダ州の炭鉱(ロイター=共同)

 【モスクワ共同】カザフスタン中部カラガンダ州のブレクパエフ知事は28日に記者会見し、州内の炭鉱で起きた火災と爆発で33人が死亡、13人と連絡が取れなくなっていると明らかにした。坑道に充満したメタンガスの爆発が原因だとの見方を示した。タス通信が報じた。シャリプハノフ非常事態相は、生存者救出の可能性は「非常に低い」と述べた。

 坑内には事故当時250人以上がおり、約200人が救出された。トカエフ大統領が現地で救援の陣頭指揮を執っている。

 同炭鉱は鉄鋼大手アルセロール・ミタルの現地法人が経営するカザフ最大級の鉱山。ロシア通信によると今年8月にも5人が死亡する事故が起きている。