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共同通信
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パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスと、イスラエルの戦闘が激化する中、紛争地を長年取材してきたジャーナリスト浅井久仁臣さん(76)が29日、愛知県岡崎市で講演しガザ情勢について解説した。「他の社会から見放され失望や絶望を感じると人は暴力に走る。一人一人が関心を持ち、自分の問題として考えなければ解決しない」と訴えた。
浅井さんはAP通信記者やTBS契約特派員として約30年間、中東地域の戦場を取材。ガザにも何度も足を運んだ。
父親と一緒に参加した小学5年の鳥居翔君(11)は「自分が平和な場所に住んでいるんだということを実感した。実際に現地に行ってみたい」と話した。