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共同通信
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ロシアが併合を宣言したウクライナ東部ドネツク州の親ロ派「ドネツク人民共和国」支配地ボルノバハの民家で29日までに、子ども2人を含む市民9人が射殺された。ロシア連邦捜査委員会は殺人容疑で捜査を始めたと発表。ロシア独立系メディア「アストラ」は29日、ロシア軍人の犯行だとの見方を報じた。
ウクライナ最高会議(議会)人権委員会のルビネツ氏は29日、家主の男性がウクライナ侵攻に参加するロシア南部チェチェン共和国の部隊に家を明け渡すのを拒んだため殺害されたとの情報があると指摘。「(ウクライナ市民が多数虐殺されたキーウ近郊)ブチャなどでの拷問と同じだ」と通信アプリで非難した。