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共同通信
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【北京共同】中国軍最高指導機関、中央軍事委員会の制服組トップである張又キョウ副主席は30日、世界各国の国防当局者や有識者らが安全保障を巡り議論する「香山フォーラム」で基調講演した。これまでは国防相が基調講演を担うのが通例だったが、解任された李尚福前国防相の後任が決まっていないため、異例の対応を取った形だ。
主催団体の関係者や外交筋によると、米国防総省の中国担当幹部シンシア・カラス氏がフォーラムに出席。米中国防当局間の対話再開につながるかどうかも注目される。
李前国防相は24日に解任が決まった。理由は明らかにされていないが、汚職疑惑が取り沙汰されていた。