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共同通信
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関西電力が30日発表した2023年9月中間連結決算は、純損益が3710億円の黒字(前年同期は763億円の赤字)となり01年9月中間決算以来、22年ぶりに最高益を更新した。高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の再稼働により原発の活用が進み、液化天然ガス(LNG)の価格低下も寄与した。売上高も16.2%増の2兆730億円で過去最高だった。
24年3月期の純利益予想は、従来の3050億円から4050億円に上方修正した。売上高の見通しは販売電力量の伸び悩みを踏まえ、4兆3千億円から4兆500億円に見直した。