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共同通信
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【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は30日夜、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの停戦はないと断言し、徹底掃討の考えを改めて強調した。停戦は「ハマスやテロへの降伏だ」と主張した。外国メディアとの記者会見で述べた。
イスラエル軍はガザ北部への地上作戦を強化しており、民間人被害拡大の懸念が強まっている。
イスラエル軍は30日、ハマスによる7日の奇襲攻撃で人質となった女性兵1人を地上作戦で奪還したと発表した。軍によると健康に問題はなく、家族と合流した。人質は230人以上とされ、軍は奪還に全力を尽くすと表明した。
戦闘による死者はガザ側が8306人。イスラエル側と合わせ計9700人以上となっている。