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共同通信
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木原稔防衛相は31日の記者会見で、海上自衛隊の部隊で昨年セクハラ行為があり、被害者が拒否していたのに、加害男性から直接謝罪させていたと明らかにした。「被害者の心情に寄り添うことなく、言語道断。法令に基づき厳正に対処する」と強調。ハラスメントへの厳正対処を求める防衛相指示を30日付で出したとして「全ての自衛隊に徹底し、ハラスメントを許容しない環境を構築する」と語った。
防衛省では昨年、元自衛官の五ノ井里奈さんが実名で性被害を訴えたことをきっかけに全自衛隊を対象に特別防衛監察を実施。ハラスメント防止対策が自衛隊の部隊づくりの重点課題となっている。