米上院、駐イスラエル大使を承認

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共同通信
米上院外交委員会の公聴会に出席したジャック・ルー元財務長官=10月18日、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米上院本会議は10月31日、バイデン大統領が次期駐イスラエル大使に指名したジャック・ルー元財務長官の人事を賛成多数で承認した。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続く中、指名から2カ月弱での「スピード承認」(米メディア)となった。戦闘の長期化回避やハマスの人質となった米国人解放に向けて手腕が問われる。

 大使らの人事は野党共和党の上院議員の妨害で滞る例が相次いでおり、民主党トップ、シューマー院内総務らが早期承認を呼びかけていた。米メディアによると、一部の共和党議員が賛成した。

 ルー氏はオバマ政権で財務長官や大統領首席補佐官を歴任した。