「犬のフン害地図」発表 足元に注意が必要なのはどこ?

 6日付のスリリストによると、ニューヨーク市の不動産情報サイト、レントホップがこのほど、犬のフンによる苦情件数をまとめた地図を発表し、市内でも地域によって被害状況が異なることが明らかになった。
 ニューヨーク市内を歩いていると、避けられないのが犬のフン。「犬のフン害地図」は、過去6年間に、市の行政相談窓口311に寄せられた犬のフンに関する何千もの苦情を分析してまとめたもので、地図では2015年1月~6月および16年同期間の苦情数の増減を地域ごとに表示している。よって、市内で最も“フン害”がひどい地域はどこかが、一目瞭然となっている。
 苦情が大幅に増えたのは、ブロンクス区コンコースで、900%増加している。次いでクイーンズ区サウスジャマイカが267%増、マンハッタン区アッパーウエストサイドが180%増、ブルックリン区ベッドフォード・スタイブサントが133%増となっている。反対に苦情が明らかに減少した地域は、マンハッタン区チェルシーとユニオンスクエアおよびブルックリン区キャロルガーデンズだという。
 市内では、約8万4千匹の犬が登録されているが、これは実際の数の20%ほどに過ぎないという。

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