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共同通信
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【ニューヨーク共同】トヨタ自動車が、米国にある組立工場で大半の従業員の時給を約9%引き上げることが1日、分かった。来年1月から実施し、時給が最大まで昇給する期間も従来の8年から4年へ短縮する。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)が報じた。
全米自動車労働組合(UAW)は米ゼネラル・モーターズ(GM)などの「ビッグスリー」に対するストライキに踏み切り、25%の賃上げなどで合意した。WSJは、UAWが勝ち取った待遇改善が組合員を抱えていない企業にも「波及し始めている」と伝えた。
トヨタでは物流部門などの一部従業員も賃上げの対象となる。