東京円、150円台前半

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共同通信

 2日の東京外国為替市場の円相場は、ここのところ急速に進んでいたドル高円安の流れが一服し、1ドル=150円台前半で取引された。米連邦準備制度理事会(FRB)が1日の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決定。米長期金利が低下して日米の金利差縮小が材料視され、円を買い戻す取引が優勢となった。

 午後5時現在は前日比99銭円高ドル安の1ドル=150円38~40銭。ユーロは46銭円高ユーロ安の1ユーロ=159円45~49銭。

 市場では、FRBのパウエル議長による記者会見の発言について、金融引き締めに積極的なタカ派姿勢を強める内容ではないと受け止められた。