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共同通信
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【ミルトンキーンズ共同】英政府がロンドン郊外ミルトンキーンズで開いた「人工知能(AI)安全サミット」は2日、最終日の討議に入った。欧米や日本など「同志国」政府の高官やAI開発の最前線に立つ企業代表ら少人数のグループが参加。国際社会が今後5年間で優先的に取り組むべき課題を共有する。岸田文雄首相もオンラインで参加し、日本の関与をアピールした。
岸田氏は「国際社会がAIの恩恵を享受できるような国際的なルール作りをけん引していく」と表明した。
初日に出席した中国は不参加となった。リスク管理への国家関与が議題で、米国との摩擦を避けた可能性がある。