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共同通信
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防衛省は3日未明、邦人退避のため派遣していた航空自衛隊のKC767空中給油輸送機1機がイスラエルから日本に向け出発したと発表した。邦人や外国人ら計46人が搭乗している。3日夕、羽田空港に到着する見通し。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘により、自衛隊部隊の国外待機命令が出た10月13日以降、空自機によるイスラエルからの邦人輸送は2度目。
防衛省は、2度目の輸送活動の結果、「イスラエルからの帰国を希望する邦人の退避は実施することができた」としている。隣国ヨルダンに派遣しているC2輸送機2機は、事態急変に備え、国外での待機態勢を当面維持する。