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共同通信
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【クアラルンプール共同】岸田文雄首相は5日、訪問先のマレーシアでアンワル首相と会談する。東・南シナ海で活動を活発化させる中国をにらみ、外務・防衛当局間の対話や、海洋安全保障協力を強化する方針を確認。エネルギーの安定供給、脱炭素に向けた協調も図る。
これに先立ち、岸田首相は4日、フィリピンで日本が支援する地下鉄の建設現場や、日本が供与した沿岸警備隊の船舶を視察した。その後、政府専用機でフィリピンを出発した。4日夜にマレーシアに到着した。
日マレーシア首脳会談では、自衛隊とマレーシア軍が親善訓練などを実施しているのを踏まえ、交流のさらなる促進で一致する見込み。