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共同通信
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【ニューヨーク共同】中南米やアフリカからの移民が米ニューヨーク市に殺到し、アダムズ市長が受け入れの「限界を超えた」と危機を訴えている。移民に対して寛容なバイデン民主党政権と厳格な姿勢の共和党の対立が背景にあり、余波が押し寄せている形だ。
市などによると、人口約850万人の同市に、2022年春から今年10月までに12万人以上の移民が流入し、今も1日平均約600人が到着する。
ニューヨークは「移民の街」として知られるが、殺到するのには人為的理由がある。国境を抱える南部テキサス州などの共和党知事らが、専用バスを用意して移民をニューヨークや首都ワシントンなどに送り込んでいるからだ。