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共同通信
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石川県能登地方を震源とし、最大震度6強を観測した5月の地震から5日で半年が経過した。1人が亡くなり、住宅1600棟以上が損壊。被害の大きかった同県珠洲市には、倒壊したまま残された家屋などが今も目につき、復興は途上だ。
地震は5月5日午後2時42分ごろ発生し、地震の規模はマグニチュード6.5。総務省消防庁などによると、震度6強の珠洲市で、はしごから転落した男性1人が死亡。石川県で47人、富山県で1人が重軽傷を負った。
その後も震度5強などの揺れが続き、被害は拡大。石川県によると、珠洲市では住宅1656棟が被災し、うち全壊が38棟、半壊が263棟に上った。