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共同通信
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パレスチナ自治区ガザで医療支援を続けてきた「北海道パレスチナ医療奉仕団」が5日、札幌市内で集会を開いた。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員の吉田美紀さんが現地からオンラインで参加。「イスラエル軍とイスラム組織ハマスの軍事衝突で、一般人が無差別的に被害に遭っている」と訴えた。
集会は来場者約70人のほか、オンラインで約100人が参加。同団体の団長で医師の猫塚義夫さん(76)は「ガザ地区には水も医薬品も物資もない。まさに人道危機だ」と強調した。
同団体は2010年に結成。11年以降、パレスチナへ渡航して難民キャンプや病院などで医療活動を支援しているという。