東京都心で27.5度、記録更新

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共同通信
東京・浅草の雷門前でアイスを食べる人=7日午後

 山を越えて熱風が吹き下ろす「フェーン現象」などの影響で、関東甲信や東海を中心に7日も気温が上昇し、東京都心で27.5度となるなど各地で最高気温が25度以上の夏日となった。東京都心は1923年の27.3度を抜き11月の観測史上最高を更新した。他にも静岡市清水区で28.2度を観測するなど、29地点でタイ記録を含む11月の過去最高を記録した。

 気象庁によると、関東などでは、前線に向かって暖かい空気が流れ込んだ影響で午前中から気温が上昇。前線通過後は、上空の西風によるフェーン現象でさらに気温が上がった。