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共同通信
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【マニラ共同】フィリピンのテオドロ国防相が7日、共同通信と単独会見した。自衛隊とフィリピン軍が合同演習を行う前提となる「円滑化協定(RAA)」の交渉入りで日本と合意したことに触れ「交渉はとてもスムーズに進むと思う。かなり早い時期に両国が承認できる」と説明。来年の合同演習実施に期待していると述べた。
日本が同志国軍支援の新枠組み「政府安全保障能力強化支援」を初適用してフィリピンへの沿岸監視レーダー供与を決めたことに謝意を表明。RAAには、レーダー監視を含む機密情報を共有する条項が含まれると述べた。
RAAは岸田文雄首相とマルコス大統領が3日の首脳会談で交渉入りに合意した。