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共同通信
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【エルサレム共同】イスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲から1カ月を迎えた7日、犠牲となったイスラエル人に祈りをささげ、ハマスに拘束された人質の奪還を求める集会が聖地エルサレムで開かれた。参加者は「憎しみない社会を」と呼びかけ、暴力の連鎖にはイスラエル政府にも責任があると批判した。エルサレム市内では所々で半旗も見られた。
ユダヤ人を象徴する「ダビデの星」と、奇襲があった10月7日を示す「7.10」の形にろうそくがともされ、後方には人質240人の名前が入った写真がずらりと並ぶ。奇襲の日の出来事が映像などで伝えられると涙をぬぐう人の姿もあった。